たくさんの先生方から、「週予定を作るの大変なんですよね。」というお声がけをいただきます。そこで今回は、週予定の作り方を順を追って説明したいと思います。週予定の作り方をイメージできると、みんなの働き方が変わってくるのかもと思っています。
1、週予定を順番に作ってみます
2、曜日別、週予定の作り方について
1、週予定を順番に作ってみます
まずは、エクセルファイルに通常学級の先生方からいただいた週予定を打ち込みます。
わかりづらいですが、太線で月~金まで区切られています。
打ち込んでみました。学級は8人(1年生3人、3年生2人、6年生3人)です。月曜日は1年生が5時間、3年生も5時間、6年生は6時間です。金曜日は学期末の個別懇談があったので、全校4時間下校になっています。これで学年ごとの動き(何年生が特別支援学級にいて、何年生が通常学級にいる。この時間は3学年全員特別支援学級にいるので、学習の仕方を工夫しないとなど)が見えてきます。
エクセルファイルで出来上がった週予定をノートに書きだします。朝学習、1時間目、2時間目…下校までを書くことで、子どもの動きを確認したり、学習の進度を確かめたりすることができます。手書きすると、どうしても時間割をうまく組めないところに気づきやすくなり、交流学級の先生に事前にお願いして変更してもらうこともできます。休み時間などの細かな予定も書いておくと忘れません。
エクセルファイルのタブを切り替えると、個別の週予定のページに切り替わります。行事、持ち物、帰りの時間、お知らせを打ち込んで、子どもたちに配ります。
2、曜日別、週予定の作り方について
曜日別に週予定を作る作業を書いていきます。
月、火、水…交流学級の先生方から週予定をいただいた順に、エクセルファイルに打ち込んでいく。
水・木…①ノートに書きだして、調整をする。(交流学級の先生に時間割変更をお願いしたり、支援員の先生にどの学習をお願いするのか考えたりする。)②プリントを印刷するなど来週の教材の準備をする。
金…交流学級の週予定と一緒に、特別支援学級の週予定を子供たちに渡す。(保護者さんは、交流学級の週予定を見て、図工の持ち物など確認してくださるから。)
以上が週予定の作り方です。特別支援学級の教師は、毎週こんなことをしています。通常学級の先生方が少しでもイメージを膨らませてくださったらありがたいです。
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